「本山町地域再生・産業振興戦略会議」事務局の酒井です。同戦略会議では、今年度「本山のおきゃく」シリーズとして5回のツーリズム企画を実施予定であり、先月の「農家のおきゃく」に続く第2弾として、「森のおきゃく」を27、28日に開催いたしました。
当日は天候にも恵まれ、一般参加者も前回の倍の2名(笑)スタッフのほうが数多いですけども。協力隊からも金井さんが参加。まずは、坂本にある森へ。もともと別の間伐体験で実施する予定が雨で流れ、そのときに伐る予定で選木していたものをスライドさせる形で、今回実施。講師は、林業家である高橋隆徳さんと川村芳朗さん。開始後いきなり高橋さんがチェーンソーでものの10秒で1本伐り倒したことにビックリしていた完全な「森素人」な僕。研修やら何やらで森へ行ったことはありますが、間伐現場ってほぼ初めてなので、すべてが勉強になります。自分でも鋸を使って、受け口を作ってから伐り倒すことを何度か。参加者の方が精力的に伐っていただいたので、短時間で20~30本ほど間伐しました。もちろんチェーンソーで伐った部分もありますが、「間伐体験」の括りの中では多いほうだということ。
清流館に戻り、参加者がお風呂に入っている間にスタッフで「しばてん踊り」の練習。今回は前回の「農家のおきゃく」で大活躍の商工会青年部のみなさんが不在だったので、「しばてん」をどうするかという話になり、以前「おきゃく」の勉強でお世話になった「濱長」さんからいただいたDVDを見て、練習。30分ほどの突貫工事。そんなんで踊りを披露したとなると、「濱長」さんや商工会青年部のみなさんに怒られてしまいますな(笑)
16時すぎから田舎料理の調理体験。前回の反省を生かし、参加者の方に前面に出ていただく。皿鉢への盛り付けやとチラシ寿司の混ぜ込み、山菜天ぷらの調理を体験していただきました。そして、いよいよメーンイベントの「森のおきゃく」です。司会は、本山町の「おきゃく課長」こと企画室の泉室長。ここからは協力隊の野尻さんも参加。18時から3時間みっちり飲みました。開始5分ぐらいから普通に「桂月」が始まりましたので、あとは献杯&返杯の嵐。翌日の朝が早い予定だったこと、そして何より「しばてん」があったので、お茶を適度に挟む。献杯というと、一般的に目下の者が目上の方に対して行うもの。とはいえ、本山の場合、目上の方から先に差し出されることが圧倒的に多い。その場合は、返杯して、さらに献杯するという手順を踏むので、自然と酒が進む。もう勘弁してください(笑)
今回の出し物は、はし拳と可杯、菊の花、そして「しばてん踊り」。「しばてん」、ちゃんと踊れたのかなあ?記憶があいまいです(笑)あと、「菊の花」(ただし今回は「柿の種」)で最後に6杯を当ててしまい、助けが入って、5杯でしたが、最後の最後で潰れそうになりました。21時におひらきとなり、一気に片付け。参加者の方から片付けのスピードとチームワークが素晴らしいと言っていただきました。確かに、イベントごとの撤収もそうですが、本山町のチームワークは素晴らしいものがありますね。
参加者の方と泊まり組のスタッフを残して、帰宅。楽しい「森のおきゃく」でした。「森のおきゃく」は、12月18、19日にも開催予定です。また、1月22、23日と2月19、20日に「椎茸のおきゃく」を開催いたします。参加をご希望の方及びお問い合わせなさりたい方は以下の連絡先までお願いいたします。
『本山町地域再生・産業振興戦略会議』
(事務局:ばうむ合同会社内 本山町おきゃく実行委員会)
〒781-3609 高知県長岡郡本山町助藤1372
Tel:0887-76-3355 Fax:0887-76-3365
E-mail:info@baum-llc.com