景観向上を目的とした下津野の国道と吉野川沿いにある杉林を
皆伐するプロジェクトをスタートしました。
本山町の東西を流れる四国三郎と呼ばれる吉野川。
早明浦ダムによる弊害もあるかもしれませんが、豊富な水量とキレイな水質、
そして国道からも見ることができる雄大な眺めはこの町のシンボルでもあります。
しかし、この国道からの眺めを遮ってしまう杉林がところどころにあります。
それらの杉林は間伐されていないため、日当たりも悪く、木の生育状態も良くありません。
そこで、景観向上にも寄与する間伐を行ってはどうかという話から始まりましたこのプロジェクト。
吉野川沿いには何か所かそういった杉林がありますが、今回、昨年の田んぼアートの会場に
使用された下津野付近の杉林に目をつけました。大きなカーブもあり川もすぐ側を流れていて、
大きな景観向上が見込めそうな場所です。
そして、この度複数いらっしゃる土地の所有者のみなさんの理解も得られ、
皆伐を行うことになりました。
「一昔前まで川沿いには一本の杉も竹もなく、ずっと下の瀬まで見渡せたもんだ。
ここらの木がなくなればずっと景色もよくなる。」
そんな地主さんのお言葉も励みになります。