昨日は、「土佐経営塾」のセッション12がありました。今回のケースは「ばうむ」。あ~、やりにくい(笑)だって、藤川さんの娘さん、同級生ですもん。でも、やりにくいから発言をしないというのは違うし、これまで発言できなかったのは、ケースにあまり興味を持てなかったというのもあるし。今回のは、興味を持てただけでなく、「本山町の活性化」が俎上だったし。協力隊は、まさにそれを使命としていると思うから、どんどん発言したいし、他の隊員の意見も聞きたいところ。
昨日は「システム・アプローチ」ということだったけれども、似たようなことは前から考えていて、「システム・アプローチ」のサブシステムは、僕の中では「歯車」だった。「ばうむ」さん、協力隊、農業公社、役場、「うれっこ」さんなど町内には様々な組織・団体がある。「歯車」がうまく噛み合わされば、どんどん前進することができると思う。「前進」とは、地域の活性化である。1つ1つの組織の中でも構成員それぞれが「歯車」となる。嶺北地域に拡大すれば、コミュニティとしての「本山町」も1つの歯車である。高知県に広がれば、「嶺北」が1つの歯車となる。
そのシステムの中で、何ができるかを、最近考えていて、歯車がうまく回るようにサポートする役目かなと思っている。「システム・アプローチ」だとトータルシステムのリーダーの補佐かなと思う。まあリーダーというか、映画でいうところのプロデューサーもしくは監督でしょうか。引っ張る力のある監督(=エグゼクティブ・プロデューサー)を補佐するアシスタント・プロデューサーみたいな立ち位置でいたいですね。とはいえ、僕は雑用係向きですが…(笑)
昨日のセッションとは、直接関係ないのだけど、最近考えているのが、地域の「エンジン」。本山町にはその「エンジン」の役目を担う人が既に何人かいる。それは、「ばうむ」の藤川さんであり、町長であり、若い世代でいうと、多方面で活躍している井上くんである。とはいえ、その「エンジン」がフル稼働している状態が続くと、活性化の流れも停滞してしまう。そういう流れで「エンジン」となる人たちの負担を軽減できるように動いていきたいと思っていて、いま何ができるか模索中です。
5月から始まった「土佐経営塾」も、あとは課題レポート1回、遠隔授業1回、スクーリング1回を残すのみ。最後まで頑張りたいものです。
本山町地域おこし協力隊 酒井 秀輝