「こうち地域産業振興人材育成塾」塾生の酒井です。14、15日と「こうち地域産業振興人材育成塾」の第3回が行われました。非常に濃い内容でした。「岡山キーパーソン育成塾」との合同研修ということもあって、充実した内容の研修を受けることができました。
「ばうむ」の川村氏と6時に本山町を出発して一路四万十町へ。8時半すぎには集合場所の「道の駅四万十とおわ」に到着。1時間も早く着いた。道の駅の中を見て回り、集合時間まで待つ。広井小学校に移動し、オプション企画の「新聞バッグ」の製作体験。センスのなさと、不器用さが災いして、予定していた面が表に出てこないという痛恨のミス。一応レシピを買ってきたので、自宅で再挑戦したいと思います。
オプション企画に参加していなかった人たちの到着を待ち、昼食。「土佐駅弁学会」プロデュースの駅弁。おいしかったです。岡山勢も到着され、研修がスタート。「お茶の時間」と「栗の時間」ということで、生産者の方と株式会社「四万十ドラマ」の畦地履正社長、そしてデザイナーの梅原真さんのお話をお聞きしました。ファシリテーターとして、畠中智子さんが話のポイントなどを分かりやすく整理し、受講生の理解が深まるように誘導してくださいました。心に響くお話が満載でした。考え方をデザインして、その考え方を売ること。僕のような凡人とはまるで視点が違う。マネすることは難しいけど、自分にできることをやりたいと思います。
2日目は、梅原氏と畦地履正氏に加えて、黒潮町役場の畦地和也氏の3人で、「私たちはこうして地域産業おこしを行ってきた」というテーマでのトークセッション。マイナスをマイナスのままにせず、プラスに捉えていくこと。本山町のような中山間地域だとこういう考え方が必要だと思います。梅原氏の過去の仕事のお話も聞けて、非常に満足です。
昼食は「道の駅四万十とおわ」での「おかみさん市バイキング」。そして、そのあと、「おかみさんの時間」として、その取り組みを聞きました。こういう取り組みには女性の力が必要不可欠だなと感じました。講義後、岡山勢が日程の都合で帰られて、高知勢のみでグループワーク。2日間のまとめを行いました。そして、解散。18時ごろに本山に帰還。非常に濃い内容だったので、かなり疲れていますが、充実した内容でした。
今回、得た情報に自分なりに集めた補足情報をプラスして、今後に活かしていければと思います。フルオープンのセミナーとかではなくて、参加者が固定されているセミナーの企画として、今回の講師陣が集うということはあまりないと思います。しかも、研修費自体は無料なので、今回の貴重な体験を大事にしたいと思います。
次回は、1月27、28日に島根県で研修です。非常に楽しみです。
本山町地域おこし協力隊 酒井 秀輝