ゆずの森加工場。入口には工場とは思えない景色が広がる。
小さな森が見学者をお出迎え。
黒川温泉の取り組みからヒントを得て、「お客様が訪れる工場」、工場見学・観光を想定してつくられた。
奥に見えるフロアはコールセンター。オープンにされている。
無料でゆずドリンクを味わえるサービスがある♪
馬路村ゆず加工品の数々。化粧品製造にも取り組み始めている。
フロアにはゆず商品の紹介、パンフレット、広報新聞等が展示されおり、工場見学も出来る。
1日目 【馬路村の事例から学ぶ】
はじめにゆず加工場を見学。
その後、東谷望史氏(JA馬路村組合長)による講演「モノづくりから地域ブランド化」が行われた。
写真(左)が東谷氏。
夜は河原で交流会。各グループによる自己紹介の場面。
2日目 【ワークショップ】
総合アドバイザー:金丸氏 専門アドバイザー:東谷氏
はじめに、馬路村ゆず加工の取り組みを映像で紹介。
ワークショップ開始。
加工、直売所、レストランのテーマごとに分かれて、それぞれその魅力について話し合った。
嶺北からは、「あかうし研究会」と「米米ハート」が参加した。
続いて、直売所にテーマを絞り、直売所において一番大事なことは何か話し合った。
グループ代表として発表する「あかうし研究会」の秋山さん。(写真↓)
最後に参加者全員で集合写真。
<キーワード> (個人的)
* イメージ+出口 :できるかできないかより具体的なイメージが大事。
* デザイン
馬路村には統一されたデザインとイメージがあり、商品を売り出すと共に町を売り出している。
情報の出し方等もそれによって変わり、馬路村は村の些細な出来事を広報している。
何か賞をとったとか大きなニュースよりも、今日から収穫など小さな情報を伝えることが功を奏している。
本山町のイメージ・デザインとは?町としての戦略は?
* 感動を与える商品とは? 満足を超えたもの。本気で追求することが大事。
* 小さな成功事例の積み重ねが大事、できることからやる。
* 補助金と自己資金のバランス。
・ 補助金(貰えるものはもらう積極的な活用が望まれる。例:高知県産業振興推進総合支援事業費補助金)
・ 自己資金(即効性と持続性がある。)
* 10年先を見据えた事業計画。 * 自分たちでつくらないと成長しない。
* 売れても商品がしっかりしていないと続かない。最終的にはそのときの商品の善し悪しが物を言う。
* 複合化
・ レストランだけ、直売所だけの運営では厳しい時代。
・ レストラン+直売所+体験メニューなど事業の複合化が求められており、連動した方が地域性はより強くなる。
* 基本情報の整理
・ 対象地域や産品の基本情報をテキスト化する。
例. 金丸氏HP 「ワークショップ・素材のテキスト」、「農産物直売所 経営改善マニュアル」
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/home/index.php
野尻