『食を通して人を育てる』

協力隊 時久です。

三重県の超有名高校である県立相可高校の食物調理科 専門調理師の教諭

村林 新吾氏の講演に参加しました。

三重県で唯一「調理師免許」が取得できる高校で、生徒が主体となって

レストラン”まごの店”を運営しています。

村林さんは大阪の辻調理技能研究所を助教授で退職された後

16年前に三重県立相可高校の食物調理科専任教諭に就任し調理指導をされています。

テレビでも何度か拝見しました。

レストランでの接客や、財務の管理は全て生徒に任せているそう。

経営者としての術を若いうちに身につけている。という印象を受けました!

料理もバイキング形式など売りやすい形はせず、

一皿に決められた量、見た目、彩など食に対するこだわりを追求している。

村林さんからはプロ根性をたたきこまれている。そんな印象を受けました。

手に職をつけた生徒たちの将来が頼もしいです。

講演する相可高校の生徒さん↓

第2回84(はちよん)会議

84プロジェクト主催の84会議に行ってきました。

代表はデザイナーの梅原真さん。

このプロジェクトの主旨は高知県の森林率は84%であり、

この数字を「山ばっかりじゃないか!」ではなく

「私たちは巨大なCO2吸収マシーンを持ってるんだぞ!」と

ポジティブに捉えること。この森を最大限に活かすために

森の木を最大限に使うこと。

今回は毎年8月4日に活動報告を兼ねて開かれる84会議の第2回目。

場所はこの会議にふさわしく木造建築が美しい五台山竹林寺。

代表の梅原さんの言葉で胸に響いたのは、

「豊かな発想を持った国や県、町が豊かであること」

豊かであることの本質を掴んで楽しむという考え方の大切さを

改めて感じました。そして、できる、できないではなくてまずは

やりたいことを絵(イメージ)に描いてみること。

そんな84プロジェクトの次のテーマは「やさいカフェ」。

南国市の園芸地の中のハウスに間伐材を使った囲いをつけて

カフェにするというもの。龍馬空港から離発着する飛行機から

畑の中にポツンとあるカフェが見える。想像するだけで楽しそう!

84の考え方で森を抱える嶺北本山をまた新たに見つめることができました。

大下はちよ~ん

ごっくん馬路村その2

ごっくん馬路村訪問記・★八尋★バージョン。

馬路村ポスター

馬路村からのお中元

JAの東方さんの話は、相変わらず、圧巻。

一泊二日で、講演あり、温泉あり、懇親会あり、有意義なワークショップあり、

…盛りだくさんの内容に、あっというまに時間が過ぎていった。

そして、帰途、我が協力隊+肉牛農家さんの面々は、ご覧の通りに…(^_^;)

馬路村の帰途

馬路村からの帰途…

この写真の掲載に関しては、かなりのクレームが来そうだ…

農業創造セミナー(馬路村8月3-4日)

ゆずの森加工場。入口には工場とは思えない景色が広がる。

小さな森が見学者をお出迎え。

黒川温泉の取り組みからヒントを得て、「お客様が訪れる工場」、工場見学・観光を想定してつくられた。

奥に見えるフロアはコールセンター。オープンにされている。

無料でゆずドリンクを味わえるサービスがある♪

馬路村ゆず加工品の数々。化粧品製造にも取り組み始めている。

フロアにはゆず商品の紹介、パンフレット、広報新聞等が展示されおり、工場見学も出来る。

1日目 【馬路村の事例から学ぶ】

はじめにゆず加工場を見学。

その後、東谷望史氏(JA馬路村組合長)による講演「モノづくりから地域ブランド化」が行われた。

 

写真(左)が東谷氏。

  

夜は河原で交流会。各グループによる自己紹介の場面。

2日目 【ワークショップ】

総合アドバイザー:金丸氏  専門アドバイザー:東谷氏

はじめに、馬路村ゆず加工の取り組みを映像で紹介。

ワークショップ開始。

加工、直売所、レストランのテーマごとに分かれて、それぞれその魅力について話し合った。

嶺北からは、「あかうし研究会」と「米米ハート」が参加した。

続いて、直売所にテーマを絞り、直売所において一番大事なことは何か話し合った。

グループ代表として発表する「あかうし研究会」の秋山さん。(写真↓)

最後に参加者全員で集合写真。

<キーワード> (個人的)

* イメージ+出口 :できるかできないかより具体的なイメージが大事。

* デザイン

    馬路村には統一されたデザインとイメージがあり、商品を売り出すと共に町を売り出している。

    情報の出し方等もそれによって変わり、馬路村は村の些細な出来事を広報している。

    何か賞をとったとか大きなニュースよりも、今日から収穫など小さな情報を伝えることが功を奏している。

    本山町のイメージ・デザインとは?町としての戦略は?

* 感動を与える商品とは? 満足を超えたもの。本気で追求することが大事。

* 小さな成功事例の積み重ねが大事、できることからやる。

* 補助金と自己資金のバランス。

    ・ 補助金(貰えるものはもらう積極的な活用が望まれる。例:高知県産業振興推進総合支援事業費補助金)

    ・ 自己資金(即効性と持続性がある。)

* 10年先を見据えた事業計画。     * 自分たちでつくらないと成長しない。

* 売れても商品がしっかりしていないと続かない。最終的にはそのときの商品の善し悪しが物を言う。

* 複合化 

    ・ レストランだけ、直売所だけの運営では厳しい時代。

    ・ レストラン+直売所+体験メニューなど事業の複合化が求められており、連動した方が地域性はより強くなる。

* 基本情報の整理

    ・ 対象地域や産品の基本情報をテキスト化する。

             例.  金丸氏HP 「ワークショップ・素材のテキスト」、「農産物直売所 経営改善マニュアル」 

      http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/home/index.php

野尻

農業創造セミナー

カルポートで開催された農業創造セミナーの講演会に行ってきました。

パネラーは

金丸弘美(「食」と「環境」ジャーナリスト)
東谷望史(馬路村農協・代表理事組合長)
畦地履正((株)四万十ドラマ・代表取締役社長)
山口成美((有)シュシュ・代表取締役)
田中正澄(高知県・農業振興部長)

といった方たち。

そんな地域の現場の最前線で活躍されている方たちの生の声。

モノを作り、モノを売る上で大切なこと

○まずは行動する

○誰でも作り始めはノウハウがない

○勝てるもので勝負

○ここにしかないものでチャレンジ

○あるものを探し、なければ種をまけ

○消費者の視点を取り入れる

○消費者の意見に流されない

○失敗し、発見することで発展がある

協力隊としてできることから始めようと元気をもらえた講演会でした。

カルポート大下

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