「自分で自分の家を建てる」という「セルフビルド」。
多様な価値観の時代が生み出した、新たな建築のあり方か。
先日、須崎市のセルフビルダーのお宅を訪問。
土佐市の海岸沿いを通り、
明徳義塾のキャンパスを過ぎた辺りの坂を下って行くと、
手のひらサイズの極々小さな集落「今ノ内」に到着。
山を背に海が見えて、最高に良いロケーションだ。
ここに住んで18年になるMさん夫婦。
本山町出身の奥さんが「田舎暮らしをしたい」と、旦那さんの背中を押し、
50歳で早期退職して色々な土地を見て回って、
最終的にここに決まったそう。
「ゆっくりのんびり建てて、1年掛かった」という、
大きな囲炉裏のあるログハウスで、色々とお話を伺った。
集落に住み入って土地を探すのに3年、
造成と建築に3年、
と、丸6年掛かったらしい。
そのほとんどをもらいもので賄った本宅は、
工具類、ペンキ代、製材代など全部合わせても300万円くらいで建ったという。
「色々考えたら、何とかなる」
「やる気になったらできる」
という姿勢は、正に勇気をもらえるものだった。
「家を建ててるときが一番楽しかった」ともおっしゃっていた。
そりゃあ、楽しいよなあ(▽ ̄)
家も食べ物も自分で作り、空いた時間は趣味に没頭する。
本当に豊かな生活だ。
「セルフビルド」は夢物語ではない、
現実にある手法であることを改めて確認した。
バックホウの特別教育講習を受けた。
1日目の座学と2日目の実技を経て、
一応、バックホウ(いわゆるミニユンボ)の操作ができるようになった!
「操作レバーは絞るように。」
「そんなに難しい機械は売ってないから。」
「機械は理解しないから、コッチで理解してやらないと。」
「カッカッと操作すると、カクカク歌舞伎スタイルになるから。」
「ミニユンボは仕上げに使う機械。繊細に、滑らかに。」etc…
名(迷?)言を交えつつ、ポイントを抑えた指導の先生。
重機メーカーに勤め、操作技術を教えていたのだそう。
杉の貯水タンクの推進などを勧められた。笑
じっくり話してみたら、色々と面白そうな方だ。
で。
バックホウの操作、すっごい楽しい!
「デカいものを操縦してる感」が、ものすごくイイ!!
「ガンダムみたい」とは、一緒に受講した方の言葉。笑
曰わく、「ガンダムって難しそ~。」とのこと。
さてさて、ガンダ…ではなく、バックホウを動かすことはできるようになった。
できるようにはなったが、
いざ現場に出ての作業とか、
精度を要求される動きは、そう簡単にはできないよなあ。
かと言って、そう練習もできないよなあ(▽ ̄;)
昨日、11/18付の高知新聞にマコモタケの取り組みのことを載せて頂きました。
おかげさまで、いろんな人から「載ってるの見たよ」って声を掛けてもらった。
ありがたいことです。
さすが、県内購読率9割を超えるという高知新聞。
スゴイ効果やねえ(▽=)
未知の作物やし、みんな興味を持ってもらってるよう。
役場に「欲しい」と問い合わせの電話を頂いたようだが、
収穫が終わっている時期なこともあって、なんだかもどかしい。
まあ、来年は9月に取り上げてもらおう(▽=)笑
黒潮町でマコモタケを栽培されている方とも連絡が取れそうやし、
高新様々でございますm(_ _)m
そーいや、朝日新聞も取材に来てくださったのだが、、、
ボツになっちゃったかな!?笑
11月11日は年に一度の「嶺北畜産能力共進会」の日。
今でこそ黒牛も何頭か見られるが、
元々「あかうしの市場」として高名な「嶺北家畜市場」で行われるこの会は、
あかうしの品評会のようなものだ。
「土佐あかうし研究会」を含む協力隊有志は、
搬入車の消毒や、牛糞清掃要員として手伝わせてもらった。
搬入車が続々と入ってきて、
あかうし達が会場に並んで行く光景は、
カ、カワイイ(☆▽☆)笑
もとい、圧巻である。
なんだか、ワクワクする。笑
牛の体重当てとか、入賞牛予想、早食い大会など、
アトラクションも豊富。笑
しかし、早食い大会には参った。
おでんの牛スジはおそろしく固いし、
種牛の1kgステーキなんて、噛み切れない(д=;)
うどんとカレーは、まあ辛いながらも何とか食べれた。
軽いノリでエントリーした協力隊チームは、ダントツのビリ。
さながら給食食べるの遅くて最後まで取り残されてる子のよう。
優勝した高知大チームに助けてもらって、何とか食べきりました(▽ ̄;)笑
何、この拷問。笑
「育成の部」や、「未経産の部」など4部門に分かれて審査されてたあかうし達。
各部門の講評は、専門用語が分からず意味不明ながらも、
牛への愛情がこもっていることだけは、伝わってくる。
やはり、「土佐あかうし」は嶺北に根ざしている貴重な文化なのだ。
協力隊米の稲こき作業。
「千歯こき」をお借りして、手作業で行った。
しかし…これが精度がイマイチやし、時間も掛かってなかなか難しい。
こけなかった稲穂を手作業でしごいて取る。
そんな作業をしていると、
シートの上に散らばった一粒一粒が大切に思えてくる。
子どもの頃、食べ残したときに、
「お米というものは、お百姓さんが一粒一粒、一生懸命育てたものなんよ」
みたいなお説法をオカンに説かれた経験は、
誰もが持っているんではなかろうか。
正にこのことを実感した。
昔の人って、偉大だ。
時間的制約もあり、不本意ではあるが、コンバインを使うとあっという間。
機械の力も偉大だ。笑
その後、大石の皆さんの協力もあり、精米作業まで一気に行うことに!
精米機を運んできて、
籾殻付きのお米を40分ほど精米機にかける。
が…粉々になったり、籾殻が残ってしまったり、何だか予想以上に大変だ。
なんとか良い方法はないかと、
風で飛ばしたり、ざるでこしたり・・・
試行錯誤した結果、お手上げ。笑
最後は秘密兵器・農業公社に相談して、なんとかことなきを得た。
苦労(?)した分、自分たちで育てたお米を食べる喜びがまた1つ増えた。
役場の向かい、公民館1Fにひっそりとある「さくら図書室 」。
本山町唯一の図書館で、
「まちの図書館」としてはすご~く小さいけど(▽`;)
今年度から常駐職員さんが代わり、
貸し出した本の冊数があっという間に昨年度の数倍になったのだそう。
子どもたちやまちの人にいろんな本を読んでもらおうと、
熱心にお仕事をされている、子ども好き、読書好きの職員さん。
「こんな内容の本ありませんか?」と尋ねれば、
市内の図書館を検索してもらったり、
合ったものがあれば取り寄せてもらったり、
丁寧な対応をしてもらい、いつも本当にお世話になっている。
つくづく、“人”って大事やなあ、と思う。
夏休みには、子どもたちでいっぱいだったのをよく見かけた「さくら図書室」。
絵本読んでたり、宿題やってたり。
あ、、、
そう言えば、夏休みも今日で終わりかあ。
みんな、夏休みの宿題はもう終わったのかなぁ(▽`)
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